ゆる~い楽曲分析 スピッツ : 空も飛べるはず

 

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今回はスピッツの中で最も有名な曲の1つでもある、「空も飛べるはず」について書いていきます。この曲の魅力として、

1.普遍性

2.サビにおける効果的なアレンジ 

が挙げられると思います。また最後にこの曲が売れた背景についても書いていきます。

 

1.普遍性

曲を聴いてみるととても素朴で素敵な歌詞とメロディー、それを支える素晴らしい演奏陣・ヴォーカルだと改めて思います。Cメジャーという誰でも耳なじみのあるキーをベースにすることにより、この曲が持つ歌としての普遍性が確固たるものになっているのだと考えられます。

また歌詞もフワッとぼかすような言葉を選ぶことで、不思議さを醸し出し、多くの人に共感してもらえるように配慮がなされているのだと感じます。

幼い微熱 や ゴミできらめく世界  などの言葉のチョイスは、曲にアクセントをもたらし、かつこの曲の世界観を形作るものだと思うので、センスの塊だなと感じます。

下記ブログの歌詞の解釈も非常に面白いなという印象を持ちました。

http://sinario19.com/%E3%80%8E/%E6%AD%8C%E8%A9%9E%E8%A7%A3%E8%AA%AC/%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%83%E3%83%84%E3%80%8C%E7%A9%BA%E3%82%82%E9%A3%9B%E3%81%B9%E3%82%8B%E3%81%AF%E3%81%9A%E3%80%8D%E3%81%AE%E6%AD%8C%E8%A9%9E%E3%81%AE%E6%84%8F%E5%91%B3%E3%81%AF%EF%BC%9F%E8%A7%A3/%E3%80%8F

 

2.効果的なアレンジ

そして個人的にこの曲の1番大きな特徴は、サビにおけるアレンジにあると思います。具体的には、ドッペルドミナント(セカンダリードミナント)の効果的な使い方です。説明すると長くなってしまうので、詳しく知りたい方は以下のリンクに飛んでほしいのですが、、

http://www.ab.auone-net.jp/~m-theory/contents/MusicTheory/html/doppel.html

具体的な歌の部分で言うと、サビの

きっとい~まは~ 自由 に

F  G   Em Am

空 も~飛べ~る はず~

D7      G

の中で、赤くした部分がコードがドッペルドミナントと呼ばれる和音です。実際にこの箇所を流れに沿ってちゃんと聴くと、完全な主観ですが、本当に空を飛んでしまいそうなほどキラキラした明るい雰囲気が醸し出されてるのではないか、と割と真剣に思います。このドッペルドミナントは、jpopの中でもかなり多くの曲に使われていますが、その中でも格別に印象に残るいい使われ方をしています。それはサビの頭のメロディーに戻る場面で使われてるからです。

・ヒットするまでの背景

また、この「空も飛べるはず」はなかなか面白い売れ方をしています。元々この曲はノンタイアップの曲でした。しかしロビンソンでスピッツが大ブレークした後に、「白線流し」というドラマの主題歌としてこの曲が使われました。それに伴い準新譜として売り出され、スピッツ史上初のオリコンチャート1位を獲得し、ミリオンヒットを記録するまでにCD売上を伸ばしました。最初この事実を知った時は、(え、この曲始めからバカ売れしてた訳じゃないのか)と衝撃を受けましたw やはりタイアップになると人々の目に触れる機会も増えるので、そこから一気にブレークすることも多いですね。

 

以上、名曲「空も飛べるはず」について記事を書いていきました。

この記事に関連したテーマについても、これから随時書いていきたいと思います。よろしくお願いします。

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