ゆる~い楽曲分析 スピッツ : チェリー

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ついにこの曲、チェリーがやってきました。スピッツの中で有名な曲と言われると、恐らくこの曲を思い浮かべる人が多いでしょう。今調べてみてビックリしたのですが、カラオケソフトを配信しているjoysoundの2016年年間ランキングによると、スピッツのチェリーは22位に未だに入っているとのことです…

 

ノンタイアップの楽曲でこんなに売れることってあるんですね…

https://www.joysound.com/web/s/karaoke/contents/annual_ranking/2016

恐るべき楽曲の力。。サビの出だしだけを見ても、それはよく分かります。

愛してるの響きだけで、強くなれる気がしたよ

出典:http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=57713

非常にふわっとしており、キャッチーで独特です。(愛してるの”響き”ってなんだよ!?)ってはじめは思いましたが、、初めてこの曲を聴いたときに一瞬でこの曲の虜になってしまったのを覚えています。そんな名曲「チェリー」についてこれから書いていきます。

今回は 1 . 歌全体を通した明るい雰囲気 2. サビ後のCメロまでの間奏 について書いていきたいです。

1 . 歌全体を通した明るい雰囲気

この曲も空も飛べるはずと同様、全体を通してCメジャーのキーです。もちろんメジャーの曲で歌詞が明るくないことも多くありますが、歌全体の雰囲気をこのメジャーキーの設定で大まかに形作っています。またイントロのギターのアルペジオ、シンセの音色を通して、ふわふわとした春の雰囲気や新たな出会いへの期待感などを表現していることが伺えます。

加えて細かいワザも見られます。Aメロのギターのカッティングを聴いていると特に顕著ですが、若干リズムがハネていることが分かります。これはスピッツの有名な楽曲ではあまり見られないもので、意図的に行われていると言えます。春のどこか浮かれた雰囲気を出すために、リズム面からもこのような工夫を施していると僕は解釈しています。

こうした要素を重ねたことで、歌全体に明るい春のどこか浮かれた雰囲気が生み出されてるのだと思います。

2. サビ後からCメロまでの間奏 

2番目のサビが終わった後に、急にB♭というコードが出現します。音楽理論的には、サブドミナントマイナーという概念によって捉えることが出来ますが、このワンクッションがブリッジとして挟まれることで、次のCメロにうまく繋がっていると思われます。

このⅠMajに対するⅦ♭(7)はやはり多くの楽曲で使われています。有名な曲を例に挙げると、The Beatlesの「Hey Jude」です。

最後の「laーーlaーlaー lalalaーlaー lalalaーlaー Hey Jude」を繰り返す感動的なコーラスで、Fのメジャーキーに対してE♭が出現します。

laーーlaーlaー lalalaーlaー lalalaーlaー Hey Jude

F         E♭     B♭          F

となっています。ポピュラーミュージックでこのⅦ♭が使用されるのはそこまで頻度が高くなかったそうですが、これ以降多くの楽曲で使われる頻度が上がりました。

スピッツの楽曲はビートルズの影響を多く受けていると指摘されておりますが、こういったこのⅦ♭の使用も、ビートルズから学んで取り入れた可能性もあるかもしれないですね!過去の音楽を研究することが、いい音楽を生み出すことにつながるとよく言われるので、スピッツもいい曲を書くためにたくさんの過去の曲を参考にして、「チェリー」という名曲を生み出したのでしょう!

 

以上が「チェリー」に関する記事でした。

今日取り扱った内容に関連する記事もこれから書く予定なので、よろしくお願いします。

 

 

 

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