ゆる~い楽曲分析 Superfly : 愛をこめて花束を

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こんにちは。今回は日本が世界に誇る歌姫、Superflyの「愛をこめて花束を」について書いていきます。2007年のデビュー以来、編成的にも音楽のルーツ的にも似ているLove Psychedelicoみたいなグループが出てきたな、と感じていた時に出された曲です。もちろん編曲を担当した蔦屋好位置さんの力も大きかったと思いますが、Superflyの印象をガラッと変えた一曲だったと思います。ちなみに作曲者の多保孝一さんは、この曲の原型を高2の時に書いたらしいですが、特に歌詞を見ると凄く大人っぽい曲だなと感じます。この曲はもちろん音楽的にも素晴らしいのですが、歌詞も素晴らしいと思います。特に「理由なんて聞かないでよね」や「照れていないで」などの歌詞から、お互いがはにかんだり照れている絵が頭に浮かんでくる気がします。この曲を今回は1 . メロディのよさ 2 . ブルースフィーリング という観点から語っていきます。

 

1 . 王道の曲調+メロディの良さ

一聴すると、JPOPの王道のような曲だと思われます。具体的にはコード進行、ストリングスをふんだんに使用している点、歌詞の題材などです。実際にサビでカノン進行が使われており、その他にも王道の手法が楽曲中に使われていますが、起伏に富んだ印象的なメロディーがサビにあるため、似た曲調で飽きてしまうといったJPOPの楽曲によくある現象が起こりません。極めつけの最後の全音転調も、「待ってました!」と言わんばかりに、一旦落ち着いた後に自然な流れで来るので、大いなる感動が沸き上がってきます。よってJPOPでよく使われる手法が盛り込まれていても、メロディ(特にサビ)が非常に良いといい楽曲になるので、改めてメロディの重要性を感じました。

2 . ブルース

王道な曲調と書きましたが、もちろんそれ以外にも印象的な要素がたくさんあります。その中の1つがブルースの要素です。この歌の最大の特徴は、Cメロの大胆なアレンジにあると私は考えています。彼らの音楽のルーツは60、70年代のロックやブルースにありますが、そのエッセンスを大いに感じさせるアレンジが効果的に施されています。具体的には、Gのブルーノートスケールを前提にしたリフ・コード進行(B♭→ Cの部分)や、ブルースでよく用いられるスライドギター奏法を用いた独特なサウンドが挙げられます。そこにストリングスなども加わり、緊張感・臨場感のあるCメロが形作られています。同時にこのCメロパートの部分は、色の単語を英語で歌うところから始まります。英語の発音に自信がある越智さんが歌っているので、かなりかっこいい印象を受けますが、どこか唐突な印象を受けます。しかしこの唐突感は、「あなたに贈る色は?」という言葉によって解決され、ひたすらエモいままにラストサビに向かい転調を向かっていきます。

いやー完璧な構成と言う他ないような気がします。こんな多くの人にいいと思ってもらえるような曲を作れたら、どんなに素晴らしいだろうと考えてしまいます。

拙い表現ですが、この記事によって少しでもこの楽曲の更なる良さが、多くの人に伝わるといいと考えています!

これからも関連する記事を随時アップする予定なので、どうぞよろしくお願いします。

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